2018年07月13日
西日本豪雨の物資として日本カーシェアリング協会に車を寄付した。
筆者は西日本豪雨の救済物資として車を現地に届けれないか?
と、考えていた。
もともとは、今乗っている車を売り次の車の購入資金の一部にでもしようと思っていて販売促進用の動画まで制作していた。
佐藤 直樹@naoki9BitZeny車販売補足です。
2018/07/10 15:19:27
円でお支払いの場合は29800円になります。支払い完了後に書類を発送致しますので、ご購入者様でナンバーを登録後に自走で帰って下さい。
表示金額以外は掛かりません、レンタカー以下の値段となっております。
BitZe… https://t.co/Ky7wqdNReB
ブログでも愛車をアピールしていた。
佐藤 直樹@naoki9BitZeny5時より、購入したい方募集いたします。
2018/07/10 16:40:52
BitZeny払いで購入されますとさらに仙台名物○〇〇をプレゼント!!!
詳しくはブログで確認して下さい。
購入希望者はTwitterで連絡下さい。
#BitZeny
https://t.co/Ij2wOiXHZh
数件の問い合わせがすぐに入ったが繰り返される西日本豪雨のニュースを見て
筆者にも何かできないかと心が動き始めた。
筆者が体験した東日本大災害が脳裏に浮かんだ。
佐藤 直樹@naoki9BitZeny車の販売中止を検討中。
2018/07/11 14:29:18
今回の水害被害者に渡せないか検討中。
私一人の力で出来るかなわかりませんが。
あの時は、私は車を流されず食糧や水などを手に入れるいことができたが
家も車を流された元同僚たちは、避難所で買い物にも行けず苦労していた。
そのことを思い出すと居ても立ってもいられず。
筆者が考えている西日本豪雨被災地の倉敷に車を送る事は間違っていないのか
私の中では考えがまとまらない。
尊敬するTwitterアカウント まんぷくおじさん@skmplife
に相談のDMを送りました。
アドバイスと一歩を踏み出す勇気をいただき一人では出来ないかもしれないが「やろう!」と心の舵を切り動きだした。
西日本豪雨の被災地まで、車を運ぶ方法を検討しまし、最悪の場合は車に原付を載せて倉敷近くまで運び現地のボランティアに渡そうと思い倉敷近くのブロガーさん数人にコンタクトを試みました。
その中の一人の方が、メールに返信していただき力になっていただけそうでした。
佐藤 直樹@naoki9BitZeny今回の件で、お世話になったブロガーさんで、災害の状況や足りない物資などを、実際に現場に行って発信している
2018/07/12 08:36:48
吉原 由美
さんのブログを紹介致します。
被災地の状況|https://t.co/aHeKzfLaQq
もし民間の業者を使うと
倉敷までの1000㌔陸送費は約4万円。
自走で下道走ると・・・
〇行きは車なのでリッター12㌔前後1000㌔で83リッター=12333円
〇帰りは原付リッター40㌔ 25リッター=3700円
寝ないでブッ通しで走っても40時間は最低必要なので食事水分補給が
5回×800円=4000円
合計20033円
コストパフォーマンスが悪い・・・
これなら車を現金化して送ったほうが良いのでは?
色々な考えが巡る。
考えながら最良の手段を検索していたところ日本カーシェアリング協会の記事が目に留まりました。
東日本大震災の時に組織された団体で去年の九州の災害時も車を現地に支援している組織らしい。
メールにてコンタクトをとると、筆者の意向を継いで現地に車をはこんで頂けるということでした。
車を、筆者の自宅まで取りに来ていただけるということでしたが
合計20033円
コストパフォーマンスが悪い・・・
これなら車を現金化して送ったほうが良いのでは?
色々な考えが巡る。
佐藤 直樹@naoki9BitZenyやはり調べると現金が一番良いようですね、、、、
2018/07/11 14:54:12
上手く利用できないかなぁ、、、
考えながら最良の手段を検索していたところ日本カーシェアリング協会の記事が目に留まりました。
東日本大震災の時に組織された団体で去年の九州の災害時も車を現地に支援している組織らしい。
日本カーシェアリング協会@JapanCarSharing震災ビジネスの残党かと思いましたが(震災後NPOが乱立して消えていきました)『西日本豪雨支援、軽自動車募集!』日本カーシェアリング協会レポート|https://t.co/ef9ssLgyUi
2018/07/08 15:20:55
メールにてコンタクトをとると、筆者の意向を継いで現地に車をはこんで頂けるということでした。
ご寄付のお申し出をいただき、本当にありがたく思います
ブログの内容から販売を考えていらっしゃたことと拝読させていただきましたが、
ぜひご提供いただきたいと思います!
ブログ拝見させていただき、協会スタッフの整備士とも相談したところ
日本カーシェアリング協会の○○と申します。
この度はご連絡いただきありがとうございます。
車を、筆者の自宅まで取りに来ていただけるということでしたが
筆者の中では怪しい団体に見えるので調査をかねて、引き取りに来ていただけるという申し出があるのにのに、ガソリン代と時間を掛けて事務所に押しかけました。
お昼過ぎに日本カーシェアリング協会に到着すると、代表理事のタケさんが迎えてくれました。
日本カーシェアリング協会怪しい・・・
- 集めた車を海外に転売するかもしれない
- 車をバラバラにして部品の販売をしてるのかも?
- などなど
やはり、怪しい・・・
早速質問攻めにします
筆者:「筆者の車、被災地に届くの?」
タケさん:「届けます!車だけではなく思いも・・」
(模範解答である)
遠回りせずズバリ聞いてみます。
筆者:「この協会の財源は?」
タケさん:「寄付/レンタカー/マンスリーサポート/国や市からの助成金」
やはり、集めた車でレンタカー屋を経営してウハウハか?
筆者:「現在車は何台管理されていますか?」
タケさん:「100台前後を管理しています。」
100台でレンタル業務・・・一台5000円で稼働率3割なら月額500万の売り上げ!
スッタフが10名、車検、保険代、引いても200万は売上あるはず・・・
悪を暴くために畳みかける
筆者:「被災者からもレンタル料を取るのですか?」
タケさん:「被災者には一定期間無料で貸し出し致します。」
あれ?無料は不味いだろう…
下記のチラシを渡される。
保険まで無料で付けては、まさかの赤字になるのでは???
そんなはずはない、怪しいカラクリがあるはず。
筆者:「レンタカーはいつ、誰に貸すのですか?」
タケさん:「下記のパンフレットのようになっております」
軽自動車会員価格6時間1750円!!
筆者が予想していた5000円と大きくかけ離れた激安料金だ!
何かがおかしい
他にもソーシャル・カーリースというのもおこなっているようだ。
こちらの内容を要約すると、困っている人に車を貸し出し、生活再建の手助けをするというものらしい。
筆者は気が付いてしまいました!
めちゃくちゃ良い団体ではないですか!!!
悪の組織と誤解して申し訳ありません。
そうと決まれば、筆者の車に思いを乗せて寄付させて頂くことにしました。
書類に印鑑を押し、Toppoに日本カーシェアリング協会のステッカーを貼り愛車の門出を祈りました。
今回の、西日本豪雨では筆者の車が寄付第一号でした。
前日には、6台を倉敷に搬送しているということで
災害→行動の流れがメーカーや行政などより格段に速いのが印象に残りました。
メーカーなどが被災地に車を提供しても一般の人たちに回ってくることはほぼないようなので、一般の方には日本カーシェアリング協会頼みなところがあります。
現在も、軽自動車の寄付を募っております。
たまたま、車を買い替えるタイミングの方がいらっしゃいましたら
被災地(西日本豪雨・倉敷など)に送るという選択があることも考えて頂くと幸いです。
日本カーシェアリング協会ホームページ